東日本大震災による被害によって、福島県に設置されている東京電力福島第一原子力発電所が崩壊し、周囲に放射能汚染を撒き散らし、甚大な損害を我が国に与えている。
ここで問題にしたいのは、東京を中心とする首都圏の不足する電力をまかなうために設置され稼動していた原子力発電所が、実は首都圏以外の地域にいくつも存在していて、そのうちの一つとして福島第一原子力発電所があり、そこで事故が起きたということである。
つまり、事故が起きて汚染の被害をこうむっている地域の人たちは原子力発電所で作られた電力を使用していなく、使用しているのは約200キロも離れた首都圏、とりわけ東京の人たちであるということである。
諸般の事情でこういう仕組みになったということで、誰を攻めるわけにも行かないのだが、やはり、電力はできるものなら利用者のいる地域で発電したいものである。
離れた地域にはるばる送電することになると送電している間に失われる電力もあり、その量は馬鹿にならないということでもあるからである。
太陽光発電を東京で行えば、そのような問題点も解決され、現在、電力不足で節電を限界まで求められている多くの都民や企業は救われることになるのである。
では、土地に限りがあり、人口の密集する東京のどこに太陽光パネルを設置するのかという問題について考えたい。
その答えはビルの屋上である。
建物が密集する東京でビルの屋上に太陽光パネルが設置されれば、一つ一つの面積はさほどではないかもしれないが、その合計面積は膨大な量に上り、世界で最もエコを実現した大都市に変貌することになるといえる。